国公立対策問題集 (mondaibase)

共通テストのあと、二次試験までの39日をどう使うか

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共通テストが終わると、国公立大学を受ける人はすぐに二次試験(個別学力検査)の準備に切りかえることになります。2027年度入試では、共通テスト2日目の1月17日から前期日程の初日2月25日まで、ちょうど39日です。
「長いようで短い」この期間は、出願先を決める手続きもはさまるので、なんとなく過ごすとあっという間に終わってしまいます。この記事では、日程を確認したうえで、39日を3つの時期に分けた使い方を紹介します。

まずは日程を確認しよう(2027年度入試)

日付できごと
1月16日(土)・17日(日) 共通テスト(本試験)
1月18日(月)ごろ 自己採点・出願先の最終決定に向けた相談
1月25日(月)〜2月3日(水) 国公立大学の出願期間
2月10日(水)まで 前期日程の第1段階選抜の結果発表(実施する大学のみ)
2月25日(木)から 前期日程の試験
3月1日〜3月10日 前期日程の合格発表(大学ごとに日が違う)
3月8日以降 公立大学の中期日程の試験(実施する大学のみ)
3月12日以降 後期日程の試験

出願期間・試験日・合格発表日の細かい日付は大学ごとに決まっています。必ず志望校の募集要項で確認してください。

ポイント共通テストの本当の点数は、出願の時点では本人に知らされません(本人への成績の開示は、希望者に4月以降)。そのため、出願先は自己採点の点数で決めることになります。問題冊子は持ち帰れるので、試験中に自分のマークを問題冊子にも書き写しておきましょう。

第1期(1月17日〜1月24日):自己採点と出願先を決める1週間

共通テストが終わったら、その日の夜か翌日に自己採点をします。点数が予想より良くても悪くても、ここで落ちこんだり浮かれたりして手が止まるのが一番もったいない時間の使い方です。

この時期にやることは3つです。

  1. 自己採点をして、科目ごとの点数を出す
  2. 予備校などの判定サービス(自己採点の結果を集めて合格の可能性を出すもの)や、学校の先生と相談して、出願先を決める
  3. 決めた志望校の過去問を、1年分だけ時間を計って解いてみる

3つ目が大切です。共通テストの勉強が続いていたので、記述式の答案を書く感覚がにぶっていることが多いからです。1年分を本番と同じ時間で解くと、「いまの自分に何が足りないか」がはっきりします。

第2期(1月25日〜2月17日ごろ):過去問で「点にならなかった理由」をつぶす

出願の手続きを進めながら、ここが一番まとまって勉強できる時期です。過去問を解いたら、丸つけだけで終わらせずに「なぜ点にならなかったのか」を分けて記録しましょう。数学なら、だいたい次の3つに分けられます。

点にならなかった理由よくある例この時期の対策
方針が立たない 何から手をつけるか分からず、白紙に近い 同じテーマの問題を続けて解き、「この形ならこの道具」を覚える
計算が合わない 方針は合っているのに、途中の計算ミスで答えがずれる 検算の習慣をつける。答えを別の方法や具体的な数で確かめる
答案の書き方で落とす 答えは合っているのに、条件や理由が書けていない 解答例と自分の答案を見比べ、書き落とした一文を赤で書き足す

「方針が立たない」が多い人は、志望校でよく出るテーマを先に固めるのが近道です。たとえば整数問題なら、使う道具はある程度決まっています。→「整数問題は3つの道具で解く」

「答案の書き方で落とす」が多い人は、記述答案の基本を見直しましょう。→「数学の記述答案で点を落とさない書き方」

面積や最大・最小のように、手順が決まっている問題は、手順どおりに書けば確実に点になります。→「微積の面積は「上−下」と「交点」で決まる」

ポイント過去問は「何年分解いたか」より「解いたあとに何を直したか」が大切です。同じ間違いを2回したら、それはたまたまではなく、本番でもやってしまう可能性が高いミスです。

第3期(2月18日ごろ〜試験前日):新しいことより「仕上げ」

試験の1週間前になったら、新しい問題集に手を出すより、これまでに解いた過去問や間違えた問題の見直しを中心にします。

  • 間違えた問題を、答えを見ずにもう一度解く
  • 答案の書き方を、最初から最後まで通して書く練習をする(途中で止めない)
  • 試験の時間帯に合わせて起きる・勉強する。前期日程の試験は朝から始まるので、生活リズムを朝型にそろえておく

試験会場が遠い人は、移動と宿泊の手配もこの時期までに済ませておきましょう。

前期と後期の仕組みを知っておこう

国公立大学の一般選抜は、前期日程と後期日程(一部の公立大学は中期日程も)に分かれていて、それぞれ1校ずつ出願できます。
注意したいのは、前期日程で合格して入学手続きをすると、後期日程を受けても合格者にならないという点です。つまり、後期日程は「前期でだめだったときのもう一回のチャンス」と考えておくのが基本です。

後期日程は前期より募集人数が少なく、小論文や面接など前期と違う試験科目の大学もあります。前期の勉強が中心になるのは当然ですが、後期の試験科目だけは出願の時点で確認しておき、前期が終わってから慌てないようにしましょう。

よくある質問

Q. 共通テストの点数が思ったより悪かったです。志望校を変えるべきですか?

A. 二次試験の配点が大きい大学なら、二次で逆転できる可能性があります。共通テストと二次の配点の割合は大学・学部ごとに大きく違うので、まず募集要項で配点を確認し、判定サービスの結果も見ながら、学校や塾の先生と相談して決めましょう。一人で決めずに、相談するのがおすすめです。

Q. 二次試験で使わない科目は、共通テストのあとはもう勉強しなくていいですか?

A. 前期・後期の両方の試験科目を確認したうえで、どちらでも使わない科目なら、二次の科目に時間を回してかまいません。ただし、私立大学の一般選抜を併願する場合は、その試験科目も確認しておきましょう。

Q. 過去問は何年分解けばいいですか?

A. 決まった正解はありませんが、まず5年分ほどを目安に、時間を計って解くのがおすすめです。年によって出題の傾向が変わることもあるので、新しい年のものから解きましょう。解いたあとの見直しに、解く時間と同じくらいの時間をかけるのが理想です。

共通テストのあとの39日は、それまでの勉強を「点になる形」に仕上げる期間です。日程を先に確認して、迷う時間を減らしていきましょう。

mondaibase の演習問題の解説では、正解の道すじだけでなく、つまずきやすいポイントや、よくある誤答のパターンもあわせて書いています。

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